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「AKATSUKI FIVE」が起こした問題と余波


こんにちは。ついにB.LEAGEが開幕!ワクワクする気持ちがある一方で今シーズンは何かと世間を騒がせてしまった「AKATSUKI FIVE」。開幕が迫る中ではあるが、どうしてこんなことになってしまったのか、子どもにも非常に悪影響を及ぼした本件に一石を投じてみたくなった。

そもそも今回、問題を起こしたアジア大会には代表の中でも若手中心の育成メンバーだったことがわかる。我が県からは「三遠ネオフェニックス」の太田敦也選手が参加しているので若手中心には少し疑問が残るところだが、チャレンジさせてみたい選手を多く起用したメンバーで構成されていた。そして今回問題を起こした選手らの多くは、その中でも更に激しく代表の座に挑戦しなければいけない選手だった。なのに、なぜ?「JAPAN」を背負って。

問題を振り返って見るとジャカルタ・アジア大会のバスケットボール男子日本代表が1次リーグ2戦目のカタール戦終了後、日本選手団の公式ウエアを着て、食事を取るために歓楽街へ。日本食店で飲食をした後、日系人に声をかけられ女性が接客をする店を紹介され、それぞれ女性を伴ってホテルへ行き行為に及んだという。その後、これら行動が記者によって発覚。該当の4人を日本選手団から外し帰国させた。男子バスケはその後も香港戦を4人を抜いた8人で戦った。その4人だが、将来ある有望選手達だということがわかる。

橋本拓哉 (大阪エヴェッサ)
高校進学後の2011年、大阪エヴェッサのバスケットボールカレッジに入ると、2012年にはドラフト2巡目指名を受け入団。bjリーグ史上最年少出場記録で試合に出場した2016年12月には、2020のオリンピックを見据えた日本代表候補のひとりに選ばれた。

今村佳太(新潟アルビレックスBB)
新潟出身の生え抜き選手で新潟経営大学の4年時には関東1部の筑波大学を相手に29得点し脚光を浴びた。今大会の代表の中では最年少。

佐藤卓磨(滋賀レイクスターズ)
高校3年時にはU-18日本代表選手に選出され、その後東海大学に進学。また大学3年次には日本代表に選出された。さらにU24・ユニバーシアード日本代表にも選出された。2017年12月に特別指定選手として滋賀レイクスターズと契約。

永吉佑也(京都ハンナリーズ)
延岡学園から青山学院大、そして2014年には東芝ブレイブサンダース神奈川に加入というバスケエリート街道を進む。2017年に京都ハンナリーズに移籍した。代表歴は2008年、高校2年生時にU-18日本代表。2011年、大学時代にもユニバーシアード日本代表、ウィリアム・ジョーンズカップ日本代表に選出された。その後も数々の日本代表歴を持ち、第18回アジア競技大会 日本代表にも選ばれていた。

選手達の経歴は色々ながら、掴んだチャンスを逃すに至ったわけだが、これは単に個人の意識レベルの問題なのか?ある人と話をした際に、これは日本代表として国際大会を勝ち抜いていない競技である男子バスケットボールの団体を司る協会の勉強不足だと指摘された。

代表が多くの遠征を重ね、勝負に勝つ事を命題に準備をしている競技であれば、食事や睡眠の管理は徹底されているという。確かに外食先がアウェイの適地であることが考えられる中では、勝負を控える選手達に毒を盛るような行為をされるかもしれない。お腹が痛くなったり、体に支障が出るようなものやドーピング検査で陽性反応が出るような薬が盛られても全然おかしくはない。そのための管理は個人的な意識はもちろんだが、団体の管理者が徹底して勉強し、行動を管理する必要がある。それが足りないのはマイナースポーツで国際大会に勝てない男子バスケットボールだと言われても仕方がない。買春という行為以前に、勝負に徹することの重要性を加味して食事に気をつけなければいけなかったのではないか。

一方ではアジア諸国を中心とした買春行為が度々問題になっている。企業の出張時や社員旅行なのでは、ニュースを通じて世間を騒がせたことは記憶に古くない。今回もまさに同じような出来事になってしまったのだが、今回のバスケ選手の不祥事の影響力は地方の中小企業の犯した不祥事というよりは、大企業の役員クラスが騒がせたことに相当するのだと思う。

そんなことよりも全国各地でミニバスや中学バスケの子を持つ親達は、子どもからの「買春ってなに?」という質問に惑わされたのではないだろうか。この家庭のバスケ話に本件が持ち込まれたという罪は、話題にならないまでも最大級の罪ではないかと正したい。

その後あった窃盗事件を含め、ぜひこのようなことが今後起こらないようにしっかりとしたプロ意識にて未来に向かってほしい。子ども達が憧れる職業であるためには、選手の意識がとても重要だと苦言を呈して締めたいと思う。

次回は#16では、グローバル化する日本バスケの行く先、について一石を投じます。お楽しみに!

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子供のバスケに向き合う…父の一石スタート

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