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静岡にプロバスケ誕生!こども達の将来に直結するプロチームの今と未来

こんにちは。夏も過ぎいよいよ高校バスケはウインターカップの予選が始まる。高校3年生は将来を見据え大学進学のために一旦ボールを置くもの、最後の戦いに向け練習に余念がないものと分かれることとなる。私の息子は後者で最後の戦いに向けて今一度注力してバスケットボールに取り組んでいる。強豪ではないので大舞台のために集中するというよりは、高校の思い出作りとして良いバスケをし、一つでも多く勝つことに掛けている。私自身も息子の活躍に期待し、大会当日を待ち望んでいる。

さてそんな将来あるプレイヤーが目標にするプロバスケ・B.LEAGUEだが、私たちの県に二つ目のプロチームが誕生した。その名も「ヴェルテックス静岡」。浜松地域には「三遠ネオフェニックス」があるが、静岡市としては初のプロバスケットボールチームの誕生だ。

本来の流れでいけばB3入りを目指して本年4月に結成した「静岡エスアカデミア・スポーツクラブ」が、県社会人1部から東海・北信越リーグに昇格し、さらに全国でも上位の成績を収めなければB3には参入できないはずだった。その過程を踏んだとすれば最短でも3~4年は要すると考えられていた。しかし、参入に必要な準加盟申請には成績に関する規定がないため、静岡市と県バスケットボール協会の公認や参入時にチーム活動期間が1年以上あることなどの条件を満たし、承認されたという運びだ。
このチームにはBリーグのレジェンド、47歳の折茂武彦選手と同い年の江島猛選手が7年ぶりに現役復帰し、B1の三遠ネオフェニックスから大石慎之介選手(沼津出身)も加わった。今後はチームの体制づくりを進め、日本人プロや外国人ら選手8人、専属ヘッドコーチやトレーナーらを集めるということだ。

そうなると静岡県の高校生、大学生をはじめ、ミニバスを始めるこども達にはプロバスケ選手になるという夢がグッと現実のものとなるはずだ。地元に愛されるチームはぜひ、地元選手で構成してほしい。そうなればさらに盛り上がることは間違いない。現に今のB.LEAGUEは地元選手のスカウティングに力を入れている。静岡にも素晴らしい学生バスケの選手はたくさんいるから、更なる成長を求め成功させた上で地元のプロチームに進んでほしい。そして今「静岡エスアカデミア」の構成を見ると、地元選手のみで戦っていることがわかる。しかし、この現実はその先の未来を予想するとそんなに甘いものではない。

そんな地元志向の指針を掲げ、選手を集めてきたチームの代表としてはbjリーグ時代から「琉球ゴールデンキングス」が有名だ。しかしリーグ統一からは、上位をNBL出身チームに締められるとその理想を掲げながらも現実には技量の高い選手を獲得せざるを得なくなっている。資金力があればあるほど、そんなリクルーティングが可能になるため地元枠は少なくなって行くのであろう。実際に耳にした話では、B3参入時には可能な範囲で選手を集め、B2、B1に昇格するにつれて選手を入れ替え勝つチームを作るために別のカラーになってしまうことも少なくないらしい。3×3から今年B3入りを目指し5人制に参入を発表している「トライフープ岡山」や社会人の強豪チームから成長し既にB3入りを果たした「岐阜スゥープス」も参入時と昇格時ではきっと別チームになって行くのであろう。静岡もそうなってしまうことは勝つためにはやむを得ない。

夢としては「広島東洋カープ」のように、資金の少ない市民球団ながら地道に育成を重ね、優勝に結ぶチームにしてほしい。球場に4万人ものファンが集まり声援を送る、愛されるチームは盛り上がりの度合いがハンパない。「阪神タイガース」然り、Jリーグの「浦和レッドダイヤモンズ」然りだ。この盛り上がりと同じものをぜひプロバスケットボール・B.LEAGUEの舞台に再現してほしい。

次回予告は#15「AKATSUKI FIVE」が起こした問題と余波、について一石を投じます。お楽しみに!

私&子供達のプロフィールは下記に掲載!

子供のバスケに向き合う…父の一石スタート

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