M's BASKET

今時期に考えたい、中学選び・高校選び!

こんにちは。いよいよ中学・高校ともに夏の決戦を控え調整していることだろう。インターハイ予選に敗れ引退した高校3年生が多いチームは既に新チームとして活動を始めている。中学バスケ最後の大会となる中体連も負ければ即代替わりとなっていくことになる。しかし引退した子どもたちも、まだまだ長いバスケ人生が続く。そこでミニバスはまだまだ6年生の活動が続いていくことを考えると『え、まだ早い!?』と思うかもしれないが、今時期にミニバス選手の中学選び、そして中学生の高校選び、続く大学選びを見据えて別角度から考えていきたいと思う。
現状のバスケ人生において、各カテゴリーの超スーパースターだったりビッグマンだったりすれば一流の中学、高校、大学から声が掛かることは誰もが知る当たり前の事実。しかし一流の大学・高校・中学とは別に都道府県単位でベスト4、8レベルでも、チカラを入れている学校は多くの選手を優遇し集める傾向にある。そんな折に必要なのが日本ならではの『つながり・伝手・コネ』だろう。それは学校単位での交流から卒業生を辿るなど様々だ。はたまた年齢を増すと監督さんが元先輩や元後輩となってくることも少なくない。その際に発生するのが双方ウィンウィンになる『売り込み』だ。そして『売り込み』にはプロフィールや戦績、賞罰はもちろんだが、ハイライトムービーがあればなお良しだ。全ての監督が全ての学校を回ってリクルート活動ができるわけではないのだから、選手集めの判断材料になる多くの選手情報、特にハイライトムービーはあるに越したことはない。当然、うまくアプローチをすることは子どもの素晴らしいステップアップにつながる。
今や会場に行くと数え切れないほどのビデオカメラがコートを囲む。しかし応援しながら撮影という父兄が多いことからもその動画のクオリティは高くなるはずもない。またビッグプレイを数多く取り込むためには1試合だけでなく、数多くの中の動画のクオリティを揃えていく必要もある。そう考えるとなかなかハードルが高いのかと思う。そんな中、撮影できた偶然の産物を編集し投稿することも『売り込み』やつながりを作る一つの武器となるだろう。

しかしそんな中、懸念されるのは素材(我が子)の見極めだ。そう、一番難しいのは自分の子どもを冷静に判断するチカラだと私は思う。もちろん手塩にかけた我が子は最高プレイヤーに違いないが、それを離れて冷静に見抜くチカラがないとただのバカ親のエゴになるから気をつけなくてはいけない。その場合、売り込まれる側も困るだけなのでウィンウィンの関係にはならない上、マイナスに作用することさえある。
もう一つは子どもの伸びだ。もちろん色々な成長タイプがあるのだから、絶えず右肩上がり45度に向かって安定して伸び続けるわけではない。身長も同じことで小学校で170cmを超えていた選手もそこで止まってしまうケースがあるし、その逆もしばしばだ。ミニバス・スーパースター=中学バスケのスーパースターではない。高校も全く同様だ。親としてはそこをうまく見極めて、進学のサポートをすることこそ最大の難しさになる。加えて例を出すと高校バスケの全国大会、応援席にあと何チーム作れるのかと驚くほどの出来そげな選手たちがメガホンを持って声援を送っている。多分彼らの多くは中学時代、それぞれの学校のエースだったと推測される。それがベンチ入りどころか応援席、1年生時代だけでなく3年間。自信を打ち砕かれた選手や父兄も少なくないはずだ。もしもベンチにすら入れないことが分かっていたのであれば、別の学校に行った方が良かった…などと後悔する親子もいるだろう。

結局のところ、バスケは進学の最大の選択肢になることもあるが、長い人生にとっては決して全てではないと断言したい。子どもに向き合い、子どもの熱意や努力をしっかりと受け止めた上で、サポートや『売り込み』をしてあげてほしい。強豪に揉まれた末に崖から落ちることで見つかる人生の教訓や宝もある。弱小校のエースやキャプテンをやり遂げ新たなステージに進み楽しんでいる子どももたくさんいる。もちろん素晴らしい足取りでB.LEAGUEに進めればそれはそれで最高に素晴らしいことだ。それぞれどんな人生であっても『子どもたちが一生懸命くぐり抜けた青春の全てが成功である』ということを我々父兄は信じ続け、そして忘れてはいけない。

次回予告は#23 夢の序曲だ、NBAへの扉が開く2019 夏に一石を投じよう。

私&子供達のプロフィールは下記に掲載!

子供のバスケに向き合う…父の一石スタート

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